2013/08/18

南相馬の夏、風立ちぬ。

ただ、ただ、

なにもない、ほんとにほんとに、なんにもない

だれもいない、ほんとにほんとに、だれもいない

ただただ、

うちよせる白波と、あるけば足跡のみを残す白砂と

そしてすべて失われた跡に、葉を伸ばしひろがる叢

それだけが、動き、ひたすら生きているものとして

ただただ、

潮風と陽射しに乾ききったわたしの目玉に映るのみ

 

ただただ、わたしひとりが、そこに立ち、

ただただ、ひろがる夏空の下

ただただ、掌を合わせるのみ

こころは「空」でありました。

 

色即是空 空即是色 受想行識

 

黒い爪痕は忘れ去られ

眼に見えないものを

呼吸しつづける現実

ただただそれだけが

わたしの胸に刻まれた

 

なんにもない でも そこにある

 

南相馬の海辺にて 2013.8.16



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2012/12/31

あらゆる源にこころを寄せて

新しい秩序が生まれる

新しい時代をはじめる

 

今年も今日でおしまい。

でも、今年は区切りなく明日を迎えます。

お正月好きのわが家だけれど、

5月6月と立て続けに母も祖母も他界して、

ぐっと家族がこぢんまりとしちゃったので、

服喪中だからということでなく、

次の新しい家族のありかたをめざして、

今夜はさなぎのように

おだんごになって過ごします。

 

振り返り、ではなく

次の一歩への軸足を見つめるつもりで

つらつらと思うままに

 

3年前に母がスキルス胃がん余命数ヶ月を宣告されて以来、

「食べること」の「本質」について向き合い、

母とともに学び始めた。

マクロビオテックやフィトケミカルといった

カテゴリーでのとらえ方でなく、

自然と人間との根源的な関係を見つめることで、

私たちが心から、体ごと「おいしい」と感じられ、

活きる力になる食とは何か。

健気に台所に立ち続けた母が、多くの学びを与えてくれた。

昨日はその台所に私が立ち、

私たち家族を支え続けてくれた感謝を込めて

すみずみまでピカピカに磨きをかけ、

父に祖母伝えの料理をつくった。


伝え継ぐことの大切さ

語り合うことの尊さ


昨年の大震災にも、多くの思うところ、学ぶところがあり。

はて、今まで生きてきた私に、

これから先何ができるかを考えた。

それはいずれ自分にできることで…という

生ぬるいスタンスなんかじゃ駄目で、

「いまから」すぐにできること、

しかも長期的に続けられることでなくてはと思った。


まずは、自分の生きてきた・生きている場所

=LIVEの現場から、呼びかけること。

集うこと、語り合うこと、感じあうこと、伝えあうこと、

動けることから。

そうして、MINAMOTO 源 CALLING!の活動は始まった。


「忘れないで、呼びかけ続ける」

これだけのことを

「わたし、できる・したい=I volunteer!」という人が

「Do it your self」し、

それに響感した人がHelp & shareしていくだけ。

シンプルな活動は、

主義主張を超えてシェアすることができ、

自然な形で支えあうことに繋がると思った。

実際に、いろんな形でいろんな活動が

いろんな人の間でRolling stoneしている。


被災地と私たちの間に、本来ボーダーなど無いのだ。

津波が明暗を分けた境界線だって、

人の心にまで線引きをしたわけじゃないはず。

「自分のこととして考える」

「声を話を聞く」

「自分の心で感じる」

ひとりひとりの想像力がなければ、

人と人との間は繋がっていかない。永遠に。

人は、人間になって初めて、

立って生きられるのだということ。


すべての繋がりの縫い目をなくす

あらゆる人々の心を大きく包み込む

基本リネンはシームレス


そんな思いや活動が、私の日々を支えていく中で

私のこれからは、「子ども達に何を伝え継げるか」

そのことに時間を使いたいと思った。

私自身には子どもはいないけれど。

近所の子ども達みんなおだんごになって育った

下町育ちの私は、二十歳で家を出てから

若い頃もだれかかれかがうちにいて、

どピンクの髪を束ねて

わっせせっせとごはんをつくってきたから。

だれが子どもだって大人だっていいじゃん、

みんな地球の子さなあんて、

アースの人達みたいなことを言いながら、

好い加減にオトナコドモが集える機会を

生みだす力になりたい。


とても残念なことに。

これからの時代に「食べて生きていく」ということは

いろんな「害」と向きあっていかなくてはいけなくなった。

添加物、残留農薬、遺伝子組み換え、そして放射性物質…。

なにも、オルタナ近未来パンク映画の話じゃあないのよね。

だからといって、

それを憂いて嘆いてばかりいては話も続かない。

第一、「免疫力」が落ちてしまうではないか。

だからこそ、私ははりきって「食べること」と向きあい、

楽しく学んで、それをいろんな枝葉として伝えていけるようになれたら、と思った。

自然、食材、調理、道具、器、人の手を通じて

人の口へ、ココロへ生き活きとした未来へ続く、活力に。

 

「躾」が身を美しくするように 美食は「養」であるよう

それが、これからの食という文化の肝になっていくように思う。


そのつたえ手・つなぎ手になれたら、

私という稲のひとつぶは芽を出せたことになる。


今年の終わりに あらためての蝙蝠ブログの再開に

今年始まった、出会った、

すべてのヒトモノコトに感謝します。



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2011/05/25

いざ、被災地へ。-源CALLING!支援報告-

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呼びかけを主体としたシェアプロジェクト【源CALLING!】の物資支援受付イベントで集まったTシャツ・文具類は、まずNPOのマッチングサイトを通じて Tシャツ約50枚を 宮城県石巻市の飯野川中学校避難所中学校へ。

それ以外のものはすべて、宮城県女川町で被災し自らも石巻に避難中の身ででありながら、連日物資支援に駆け回る1人の女性の元へ。

実は…彼女の奮闘をTwitterで知り密かに応援していた。密かに…というのは、彼女のつぶやく必死の生活と支援活動の様子、現地の状況や率直な怒りや哀しみ、心情などがあまりに生々しく、生半可な励ましの言葉などとてもかけられなかったのだ。
HPを通じてタイミングよく話がまとまり、源CALLING!メンバーの仕分け協力もあって、早々に直接彼女の元に届けることができた。
いずれにも、協力いただいた皆さんからのカラフルな応援メッセージをファイリングしたものを添えて。

ともかく、多くの友人達の気持ちから集まった「モノとココロ」がほどよく必要とされ、喜んでもらえて本当に嬉しい。

女川町では、在宅の避難者は行政的には非被災者として扱われる場合が少なくなく、十分に物資が届かないのが現状だと彼女は日々訴え続ける。
“一刻も早く避難を、県外移住を、一日も早い復興を”と非被災地から声高に言われても、家族が代々生まれ育ったふるさとを、そうそう容易く捨てられるものではないことを、彼女の日々のツイートを読むにつけ痛感する。
「年寄り残して自分等だけ町捨てて平凡に戻れない。だから私達は被災者なのに支援活動してる」。
そんな彼女の小さくも力強い声を、少しでも支えられたら。伝えられたら。

それだけしかできない、でもそれだけでもしたい。
名も無き支援でいい。名も無き想いだからこそいい。
同情でも愛情でもなく、人の情にただ突き動かされて。

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音楽とおしゃべりで源気活性! -源CALLING!-

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源CALLING!主催 「被災地にTシャツ・文具を送ろう!」
受付&バザー今池HUCK FINN FACTORY、無事終了。

今回もご協力・ご参加くださった
源ブラザー&シスターズありがとう。

クリエイターさんたちのオリジナルイラストT&メッセージカードが充実して、うれし楽しい!イラストレーターの伊藤ちづるちゃんの素敵な手描きカードにみんな和む。
活動支援金バザーでは、カエル手ぬぐい&雑貨の「跳ね物屋 笑縫」さんが本染めのオリジナル手ぬぐいをチャリティ提供してくださった。ありがたやありがたや。
shuuuun!率いるDJ班は、お昼間からゆるゆると初夏のラウンジ、17時からは本気モードオン。最年少19歳のアクティブなドラムンベースが新鮮ったら!


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源CALLING!新生DUO、ヒロキとヒロコの「ヒロコロコ」(またも蝙蝠勝手に命名)デビューライブも!
完全アンプラグド生音生声がみずみずしい。

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地下ライブハウスでのイベントとの連動もあり、夕方からはたくさんの人が楽しく語り合ったり、出会ったり。
音楽大好きな人はもとよりミュージシャン、イラストレイターやデザイナー、 また、ボランティアや物資支援、デモ・署名呼びかけなど さまざまな活動に取り組んでいる人たちなど、 自由におしゃべりしたり紹介しあったりと、 ボーダレス、シームレスな交流が、自然に生まれていくのが心地よかった。

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昼ビールで乾杯、バザー品をあれこれ物色、
久々の再会に和む、 音楽に揺れる、
デモに参加してきたりデモを企画していたり、
署名を頼んだり署名したり、自分の仲間を紹介したり、
歌ったり踊ったり語り合ったり。
誰もが口々に、
「こんな時間ときっかけがほしかった」と。
蝙蝠も、皆さんに逢えて好かったです。

【いまココ↓↓↓】
自然に降りてきた信念が、
自然なあり方で実感に変わっていくのがいい。
身近な人々の心が活性し始めた。
おしゃべりするって力になるのよね。

芽がでてふくらんで〜♪
話に花が咲く風景はなんて美しいんだろ。
カタチあるものづくりとはまた違う、
これも大切なデザイン力だと思うんだ。

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ご協力いただいた物資は以下の通りです。

〈衣類・下着〉
・Tシャツ S〜LL 100点
Sサイズ×13
M×51
L×25
LL×7
リブ袖 M×2
長袖スエットパーカーL×1
長袖TシャツM×1

・女性用カットソー XS〜L 54点
S×19
M×30
L×3
タンクトップ Mサイズ×2

・女性用夏物トップス×10
・女性用夏物ワンピース×2
・女性用薄物上着×3

・女性用パンツ×2
・スカート×2

・子供用Tシャツ×9
・子供用ワンピースM×1

・女性下着(新品)
ショーツL×10
キャミソール×2
ブラジャー(C75)×2

〈文具類〉
・ノート 11点
・ボールペン等 50点
・鉛筆 152
点
・クレヨン 5セット
・その他文具数点

〈活動支援バザー寄金〉
合計 12,900円
※搬送駐車場料金・被災地送料・梱包資材費に使わせていただきました。

ご協力ありがとうございました。
さあ蝙蝠、明日はどっちだ!?

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2011/05/09

Tシャツ支援受付第2弾!-源CALLING!-

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第1弾のTシャツ支援プロジェクトも、着々と支援先が決まり、一部発送完了!
被害の甚大さが伝えられていた宮城県石巻市の中学校に、新品Tシャツ40枚他を、皆さんから寄せられたカラフルな応援メッセージを添えて送りました。

ご協力・応援いただいた皆さまに心から感謝です。

物資支援マッチングサイトを通じて、必要な場所に必要な物資を必要なだけ送ることができる。
これはとっても画期的でスムース!ひとりひとりの思いが確かな支援につながります。

さて、名古屋の気温も連日25℃超え!
東北地方とはいえ、日に日に気温も上がってきています。被災地では避難所でくらす方々だけでなく、日々復興作業に汗している方々にも、気持ち良く着ていただける新品のTシャツを、引き続き集めて送りたいと思います。

そこで、支援物資受付ステーション企画第2弾!
今度はライブハウスが経営するラウンジ&BARにて、
DJの心地よい音楽やドリンク等とともにお楽しみいただける支援物資受付&チャリティバザーを開催します。

お手持ちの新品Tシャツや文具をご提供ください。
バザーでは中古CD/書籍/衣類、オリジナルグッズの販売も!
入場無料ですので、お気軽にお立ち寄りください♪

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MINAMOTO源CALLING!
「夏に向けて〜被災地にTシャツを送ろう!
みんなの声を届けよう!」

5/14(sat)13時よりOPEN
@今池Huck Finn Factory
TEL:052-741-7756
支援物資受付&バザー
入場無料♪※Barは通常営業

Djs:Shuuun,Zky,Substance,Poca,Miya,and more...

下記の支援物資を募集します。
○「Tシャツ」
・新品のものに限ります
・汚れ、シミ、破損のないもの
・サイズは子供〜大人まですべて
・タンクトップ/キャミソールも可(カップ付歓迎!)
○「ノート」「筆記道具類」(油性ペン・ボールペン・鉛筆等)
・未使用の物に限る
○被災地への応援メッセージ
・ひと言メッセージをご用意ください!

お問い合わせ:「源 CALLING」minamotocall@gmail.com

Img_9599
※画像はクリックで拡大できます。

mixiコミュニティ「MINAMOTO 源 CALLING!」でも
震災以降の日本の元気と文化を支えていく
さまざまな“呼びかけ”を展開中。
「もっと知りたい・考えたい・何かしたい」という方は
ぜひ参加してみてね!

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2011/05/03

源CALLING!始動。-Tシャツ支援プロジェクト- 

P11

「人力」という資源を力に!
原発エネルギーではなく「人発エネルギー」で
呼びかけよう、語り合おう、力を集めよう!

“呼びかけ”を主体に
自分のLIVE=生きる場所でできることから動きながら、
まわりでがんばっているみんなの活動も応援し、
呼びかけ、繋げていく、自由参加のシェア・プロジェクト
「MINAMOTO 源 CALLING」という活動を立ち上げました。

その活動の第一歩として…
被災地への支援物資&メッセージプロジェクトを始動!
初活動として、4/29(金・祝)
名古屋市西区円頓寺商店街にて開催されたエコイベントに
支援物資&メッセージ収集受付ステーションを開設。

「物だけでなく、心の支援を」 との声が集まって
下記の“呼びかけ”で物資とメッセージを集めました。

*******************************************
源CALLING主催
「夏に向けて〜被災地にTシャツを送ろう!
みんなの声を届けよう!」

下記の支援物資を募集しています。
○「Tシャツ」
・新品もしくは新品同様のもの
・汚れ、シミ、破損のないもの
・サイズは子供〜大人まですべて
・タンクトップ/キャミソールも可(カップ付歓迎!)

○「ノート」「筆記道具類」
(油性ペン・ボールペン・鉛筆等)
・未使用の物に限る

○被災地への応援メッセージ
・ひと言メッセージをご用意ください!

お問い合わせ:
「源 CALLING」minamotocall@gmail.com
*******************************************

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当日は蝙蝠晴れ女!の面目躍如、
お天気に恵まれ、気持ちの好い風が吹き抜ける中
たくさんの仲間が届けに来てくれました!

お寄せいただいた品はほぼすべて未使用の新品ばかり。
メッセージカード付で書家さんが書き下ろしてくださったオリジナルTシャツや、カラフルな鉛筆、お洒落な無地ハンカチ、大量の未使用コピー用紙まで!
みなさんの気持ちが、どんどんブースに積まれていく。

イベントに訪れた子どもたちからお年寄りまで、
ひとこと応援メッセージもいただきました。
ご協力ありがとうございました!

わずか数日前からのtwitterやmixi、メールの呼びかけのみ、
当日は4時間で、これだけ集まりました。
感謝の思いを込めて、集計ご報告です。

・Tシャツ 62点

・ハンカチ・タオル類 41点

・女性用下着 9点

・コピー用紙 5800枚

・ペン・鉛筆 932点

・ノート36点

・その他文具 15点

途中電話やメールで何件か
「行けないので後日送りたい・渡したい」との申し出も。
ほんとうにありがたい、あたたかい。

車を出して駆けつけ、お手伝いしてくれたMOTO-FEST!仲間、
他の支援仲間を通じて出会い、お仕事中にわざわざ会社から大量のエコキャップを届けてくれた男前な運送会社のお姉さん、
遠くから足を運んでくれた方々、立ち寄ってくれた方々、
心から感謝します。

エコイベント主催者マジックマーマのみなさん、
円頓寺商店街のポゥ&那古衆のみんな、
小学生から高校生まで、活きの良いスイングで楽しませてくれた
ジャズオーケストラのみんな、
とても好いイベントでした!お世話になりました。

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次回は早速決定!
5/14(土)午後より
※時間確認中
今池のライブハウスが経営するフリースペース& BAR「ハックフィン・ファクトリー」にて、無料開放にて支援物資受付ステーションとプチバザー、DJラウンジをオープンします。
詳細は、またお知らせします。

mixiコミュニティ「MINAMOTO源CALLING!」
こちらもオープンしました。
お気楽にポチッ♪と参加・応援ください。

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«哲学者内山節氏よりの呼びかけ。