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2005/11/06

柘榴な陶酔。-Santa Maria Novella-

お肌のゴールデンタイムには、ギラギラ夜巡りゴールデンバット!になってしまう蝙蝠が、目覚めて真っ先に飛んでいくのはバスルーム。

そう、大好きな香りに誘われて。まだ微睡んだままの肌に滑らせるのは、『サンタ マリア ノヴェッラ サポーネ・アル・メログラーノ』。バスサイズ250gのバブルバーはしっくりと手になじんで、お香のような翳りと甘さのある香りが、肌にしっとりと擦り込まれていく。

5月に玉三郎・獅童出演の舞踊会を観に、京都・南座へ。
翌日、小雨に肩を湿らせながら向かった先は、『サンタ・マリア・ノヴェッラ』の京都店。メディチ家やナポレオン御用達、13世紀発祥のイタリア・フィレンツェにある教会併設の老舗薬局。かの“レクター博士”も愛用していたのは有名な話。彼のお墨付きなら、そのノーブルな魅力は言うまでもなく。

四条高倉西桐院通りにあるショップには、国内で唯一オーガニックのリストランテが併設されていると聞き、ランチをそこで楽しむことに。新鮮な生海苔を使ったライトなパスタコース。旅先だからと、アペリティフに白ワインを一杯頼んじゃうところが、やっぱり蝙蝠的?

町屋をリノベーションした名残なのね、この奥に長い造りは。

シェフは若く、スポーツマンらしい快活さでしなやかに料理を捌き、さらに若いスタッフたちもキビキビとよく動いて、その気配だけでも気持ちがいい。時々、私たちへ視線を向けて微笑むことを忘れないところが小ニクいな。

ほろ酔いのまま、こぢんまりとしたショップで美しいラベルやフォルムに彩られた化粧瓶を眺める。目に止まったのは、新入荷の柘榴シリーズ。匂いに過敏な蝙蝠にはやや強めの芳香に感じたけど、夏が近づいていたので迷わず石鹸を手に取った。

「フィレンツェのクラシックな香り、ざくろの石鹸は古くからの製法で時間をかけて丁寧に作られています。19世紀から伝わる道具を使って一つ一つ手で型どられた石鹸は60日間キャビネットでじっくり乾燥させて出来上がります。さらにまた、人の手によって注意深くラッピングしていきます。こうして作られる石鹸は泡立ちがクリームの様に細かくモイスチャー効果に優れているのです」『サンタ・マリア・ノヴェッラ』』HPより

このところ、男女問わず「いい匂いがする」と言われることが多かったりして、蝙蝠、いい気になってるのだと思う(笑)フレグランス・アレルギーだったくせに、密やかになら味方につけられそうな気がして。きっと、やっと、そんなお年頃になったってことなのかしらん。

子どもの頃、おじいちゃんからよく弾けて熟した柘榴をもらい、ギター工場の段ボール箱の上で恍惚と食べ散らかしてた。そのゾクゾクと血の泡立つようなルビー色の幻影を、毎朝肌に纏っている。そんな陶酔感が、蝙蝠の朝の目覚めを心地よくしてくれるのかもしれない。

名古屋では松坂屋本店南館B1Fで。本日X'mas giftの撮影で実物を拝見、EXヴァージンオリーヴオイルやリキュールも注目。

kusari

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