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2006/10/26

FRICTION秋の陣。 -其の壱-

春に名古屋・今池得三で火が点いて、夏には東京・渋谷クアトロ、北海道ライジングサン・ロックフェスティバルと一気に燃え上がり、遂にこの秋、新宿ロフトでも火種は鎮まることなく炎上。しかも、蝙蝠が初めてその音を聴いた『軋轢』時代のギタリスト、「ツネマツマサトシ」率いる恒松正敏グループとの初共演。その場に居ないわけにはいかない。
かつての単車乗り、PUNXマスト映画とも言われた『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市』の監督石井聰亙 DVD-BOX発売記念全国TOURにおける目玉ライブイベント・2日目。

「BURST GIG 1,2,3 」
SOGO ISHII 30th ANNIVERSARY BATTLE supported by ROCK OF AGES
10/23(月) 19:30~ 新宿ロフト
  GUITAR WOLF/日本脳炎 ほか
10/24(火) 19:30~
  フリクション(RECK+中村達也)/恒松正敏グループ/dip
10/25(水) 19:30~
  ROCK'N'ROLL GYPSIES/怒髪天/bloodthirsty butchers

doubtmusicの沼田さんやPASS RECORDSの後藤氏、美術評論家の川添氏、中村達也のマネージャーF氏にご挨拶、ライブ直前に駆けつけた蝙蝠を茂木恵美子さん(ex.FRICTION,Boys Boys)が、迷路のような店内を案内して楽屋へと連れて行ってくれる。
ブルーのライダースを羽織った恒松さんがカッコいい。dsの藤掛さんも居る。藤掛さんは、pikaiaの新譜『SANGUE』でお世話になったFulldesign Recordのレーベルオーナーでもあり、先日江古田Buddyで一度お会いしている。なんだか既にワクワク、でも豪華布陣がくつろぐ中、ちょっぴり照れくさい蝙蝠。そそくさと達也の横に逃げ込む。RECKの姿が見えない。蝙蝠が名古屋・今池のライブハウスHUCK FINNの20周年の際に、企画実行人として編纂に携わった本『SCRAP UNDER1981-2001』を、達也に2冊手渡す。
食い入るように懐かしい写真を覗き込む達也。ほら、この床に眠ってるモヒカン君はアンタですよ。実はこの中に、'87年にHUCK FINN主催の野外イベントに出演した時のFRICTIONの写真が掲載されているのです。場所はひるがの高原。特設ステージの正面、PUNKSたちのトサカ頭の向こうでは、たしか子豚のレースが・・・(笑)
着替えを終えて登場したRECKは、少し髪が伸びて身体もスッキリ。薄手の黒いシャツがどことなくセクシーです、ハイ。酸素スプレーをしこたま抱えていたのが笑えました。4月の得三よりさらに酸素薄そうだもんね、ロフト。

順番は、dip、FRICTION、恒松正敏グループの順。その間を縫って、石井監督作品がスクリーンに上映される。FRICTIONでは満場の人混みをかき分けかき分け、ステージ近くへ。
『THE DIG No.46』の特集で沼田さんが書かれていたテーマ通り、より一層野太く粘りのあるグルーヴとドライブ感にあふれた演奏だった。
1曲目の「CYCLE DANCE 」からラストの「ZONE TRIPPER」まで、一気に駆け抜けた感じ。蝙蝠は今回3度目でようやく、無心でビートに身体を任せて楽しめたかな。アンコールはなし。1曲ごとに空間が炸裂するように歓声がわく。耳に心地いいんだ、これがまた。

合間に川添さんと少し話す。思っていたより、オモシロくて可愛らしい人だなあ。THE DIGでのRECKへのインタビューは、なんと10時間以上にもわたったとか。そのタイトルが「オレはインタビューが好きじゃない」(笑)。
実はこの翌日、蝙蝠は幼なじみでもある達也にインタビューすることになっていたのです。といっても、編集サイドからも、マネージャからも「ふたりの好きにやってください」とのことだったので、達也とは事前にあれこれ相談しながら、卒業文集作りをしている感じ。こっちのタイトルは、「オレはインタビューが苦手なんだて」に決定(嘘)。

p-vine(ブルース・インターアクションズ)の加藤氏と軽く打ち合わせ、恒松正敏グループのライブを覗きに行く。恒松さんがギターを弾いて歌っている。ああ、ああ、このギターだ。10代の蝙蝠の胸を抉り続けたのは。ラストにはなんと、FRICTIONの「CRAZY DREAM」をプレイ!恒松さんもいちばん好きだと言っていた曲だけに、自身の歌にも気迫がこもってる。RECKとはまた違う、剥き出し、ひたむきな九州男のROCK節。その日FRICTIONがやらなかったのはそのせいか。
ロフトでの打ち上げで、RECKと恒松さんが向かい合って話している姿を見て胸が震えた。ナイスショット。瞼で静かにシャッターを切る。
かわりに、現在形2人FRICTIONのツーショットを。この日誕生日のRock A GoGoパラダイス企画しのやんに送る。歌声もオマケ。ちゃんと届いたかな?ハッピーバースデー♪
Loft1

その後は達也に「明日またね」とさよならして、RECKや恵美子さんのいる高円寺の中華料理店へ。mixi「FRICTION」コミュニティの管理人Tさまと、1人でやはり駆けつけていた名古屋の友人Tさんと、夜更けの晩餐に乱入。RECKが店員のようにオススメ料理メニューを読み上げてくれる。まだまだお元気そうです(笑)
RECKとも「また明日ね」と手を振ってお別れ。ホテルの部屋に戻って、暗闇の中で聴くリマスター盤『軋轢』は、蝙蝠に新たな事実と衝撃をもたらした。翌日の達也との「対話」のキーにもなるなと、熱い思いを封じ込めるようにして、朝方ようやく眠りに落ちる。

紙ジャケ仕様でPASS RECORDSの監修のもと、続々と復刻されているFRICTION作品。
左から1st『軋轢』
2nd『Skin Deep』
初リリースされた『Live at "Ex Mattatoio" in Roma』は必聴。
'84年の8月のローマの夜気に、ゾクゾクと皮膚が泡立つ。FRICTIONがどんなにとてつもなくDEEPなバンドか、思い知らされるよ。きっと。
続きは、またね。
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コメント

今晩は FRICTIONについて調べているうちに辿り着きました 私はFRICTIONについてそれほど詳しいわけではないですが(イマイアキノブさんや達也さんから入ったので)楽しく見させてもらっています これからもよろしくお願いします(?)

投稿: HAJIMARI | 2006/11/01 22:29

HAJIMARIさん。
ようこそ!蝙蝠ブログへ。コメントありがとうございます。
レビューにも至らぬ私的レポートばかりで恐縮ナンですが、
ご覧いただけて嬉しいです。
FRICTIONは常に更新し続けるバンドなので、
過去はもちろんですが、まだまだきっと、これからがオモシロイ!
特に現在の中村達也との2人フリクションからは、
今後も目が離せそうにありません。こちらこそ、
これからもよろしくお願いします。

投稿: iggyhoney | 2006/11/02 20:53

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写真は、「狂い咲きサンダーロード」をモチーフに私が描いたメインイラストにサインをしていただいている石井聰亙監督です。 本当にお忙しいところ、お疲れ様でした。 石井聰亙監督とのコラボレーション限定グッズに関する続報です。 Tシャツのデザイン入れも終わり、ZIPPOライターのサンプルが上がってきました。 そして、昨日、石井監督に限定版のメインイラストにサインを入れていただきました。試し書きも含めると50回位はサインされたと思います。 19日、17:00、渋谷のタワーレコードで開催される石井監督のトーク... [続きを読む]

受信: 2006/11/21 11:30

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