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2006/11/19

DUSTY ROAD。-真鴨鍋-

先日紹介したパカレは、ひとまず眠っていただいた。
昨夜は、某激旨焼鳥屋にてこの冬初の真鴨鍋。
鍋の場合、予約確定してから猟師さんに手配してもらうため、店の通常メニューにはありません。ロースのステーキ(4,000円)もしくは、串焼きは2月頃までオーダー可能です。
完全隠密予約制、ワインは自慢の1本を持ち寄り。
激務に擦り切れたカラダとココロに熱い血を一発!
続々と集まるメンバーの鼻息は、上着を脱ぐ時点から、空腹も相まってかなり荒い(笑)。
鍋を前に、まずは持参のワインをズラリと並べる。シャブリから始まって、ブルゴーニュの赤までそろいもそろって、なんと15本以上!誰が呑むんですか、こんなに、っと。
ちなみにメンバーは、フルボディ級のクセ者ばかり10名。

事前にワインとチーズのお師匠さんから、ワインセレクトのアドバイスを電話でいただいた。
やっぱり鴨と言えば、ピノ・ノワールですか?生、焼きもの、牡蠣がスターターに出るとはいえ、メインは鍋。しかし、血の滴る新鮮なジビエの真鴨。蝙蝠的には、意外とフルボディはイメージにない。
「ニューワールドのピノなんてどう?もしくは、コート・デュ・ローヌのシラーやグルナッシュがブレンドされたものなんていうのも、オモシロイかも」。
うんっと、そのへんなら蝙蝠の浅い知識でもイメージできる!後はお店で聞いてみようっと。
迷いに迷った1本が、CHATEAUNEUF DU PAPE ROUGE LA CRAU 【2003】。ローヌ南部地方で最も有名なワインのひとつ、シャトー ヌフ デュ パプ。この地方の2003年はとびきり出来が良いというのは、かろうじて蝙蝠でも知っている。しかし、5,500円超えと、まあまあのお値段。
と、そこに強力な対抗馬(鴨鍋用だけど)が出現!
オーストラリアのDUSTY ROAD【2004】。夫婦で趣味で造っているだけに、人気の割には生産量も少なく、なかなかにレアなピノ・ノワール。夫婦の自宅から畑までの舗装されてないデコボコ道=ダスティ・ロードが命名の由来。ありゃぁ、こういうネタに蝙蝠、てんで弱いっす。入魂の遊び心に軍配!ってことで、悩んだ挙げ句“デコボコ道”に決定!でも、なぜか落選ワインも購入。結局、出かける寸前まで迷いに迷おうっていう魂胆です(笑)。ああ、こりゃ楽しい悩みだ、うふふのふ。

Wine2

席順も決まって一息ついて、まずはシャブリを空けて乾杯!喉潤うひととき。さあさあ、出てきましたよ!ふっくら大粒の牡蠣の炭火焼き。まるで小龍包のごときジューシーさに目眩。
シャブリをジャブジャブ。
早くも溺れそうなところに、ツヤツヤのハツとレバーの刺身が!トロトロ、臭みもまったくなしの超新鮮味。みんな〜ねえ〜無言になってるよ〜。蝙蝠も、「もう今夜は喋りたくない!」と宣言。
続けて、ロースの炭火ステーキ&極太下仁田葱。ご飯をみんなでまわして、タレごとのっけていただきまぁす!
う〜う〜う〜。生きてて良かった!鴨さん、みなさん、ありがとう!!
鍋用のお肉はこの通り。軟骨入りつくね、ハツ、レバー、ズリ、ロース。色濃く艶良し、エッジあり。お見事の一言!

Kamo1

ここの秘伝のスープがまた、あっさりしているのにこくがあって絶品なのです。「空になったボトルに詰めて帰っちゃいたい!」と全員興奮気味。これこそまさに「血が騒ぐ」、エキサイティングで贅沢な晩餐です。
ささがき牛蒡、まいたけ、なめたけ、コンニャク、豆腐、青々としたたっぷりの芹。申し分ないコンビネーション。
みんな座敷の底が抜けそうなぐらい幸せそう。
蝙蝠持参のワインは、ほどよいミディアムボディで、コクとキレがあり、後味爽やか。ビンゴ〜!でした。
最後のシメは、お蕎麦を入れて。新鮮な真鴨エキスがたっぷりと溶け出し、トロリと煮詰まったスープにやさしくからみ、するすると入っちゃうんだよね、これがまた。

空き瓶ゴロゴロ、10本は軽く開いちゃったようです。そこからさらに呑みに行くという、みなさん強靱な胃袋持ち。なじみのジャズバー「DONNALEE」でマッカラン、お向かいの「JAZZ IN LOVELY」に移り、ゴードン・リッキーで、蝙蝠の満足ナイト完了!
ごちそさまでした。

【追記】
食べたエネルギーがソッコー体に顕れちゃう野蝙蝠。呑んでる間も寒空の下でも全身ポッカポカ。ベッドに入ってからも持続。すごいなーと実感しながら翌朝目覚めたら。なーんと、まんだ首のまわりがぬくぬくで、うっすら汗まで滲んでました。おそるべし!野生の血。起き抜けに、正座して合掌。いや、もう、ほんとに生命に感謝感激です。

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コメント

「先日紹介したバカタレはひとまず眠って頂いて・・・」
ほう、またバカタレに一撃食らわせたのかあ〜、とすっとんきょうな勘違い。一人でうけてしまった。

投稿: yugi@みさちん | 2006/11/20 11:22

いくらスタミナつけたからって・・・
そんな粗忽なこたいたしまへん(笑)
しかも「また」って、あーた、、、、!

投稿: iggyhoney | 2006/11/22 03:24

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