You ain't '夏腹' ハングリードッグ。-京都-
東男との逢瀬の後は、京男とランデブー。
嘘ウソです。
取材で京都・寺町筋二条界隈の金工芸の老舗、
「清課堂」へ。3代目は超色男。ちょこっとぐらり。
取材相手が色男づくしでまいっちゃいます。
鯖鮨の旨いお店も、あれこれ教えていただきました。
祇園祭還幸祭の翌日、一気に猛暑になった日。
お昼からはのんびりしたかったので、
最近流行の町家を改造した食房へ。
「陶器ギャラリー 風紋舎」がプロデュースする京の台所・錦小路に新しくできたフレンチさん「o・mo・ya」。
ここはワインも充実しているので、ブルゴーニュのシャルドネでのんびーりランチです。
ひんやり土ものの器に有機野菜サラダが鮮やか。
ハモン・セラーノのサラダは前菜にもなって、
しっかりお得な感じです。
鹿ケ谷南瓜の冷製スープをじっくり味わった後の舌に、この緑たっぷりの鱸のリゾットはさらに優しくて。あっついあっつい京の夏にぴったりの滋味でした。ソースにはシャンパーニュを使ってる!?
はー。ほんま蒸す日おすなあ。鴨川沿いの川床になんぞ、こんな日中からはとても座ってられへんやろ。ほな、日本一のかき氷さんでも食べていきまひょか。
と、一人芝居しつつ(してへんしてへん)、「茶寮 ぎょくえん」へ。
あらっ、人待ちはあるけど、行列してへんやん。ラッキーちゃうん。中は十数席しかあらしませんねゃ。せゃけど、待ってる間、団扇貸してくれはるんやで。待っときまひょ。
ここは、餡こ入りの「あん珈琲」でも有名。
汗拭き拭き相席にて待つこと数分。来た来た!
黒みつミルク氷 600円。
まるで飛沫たつ、夏の滝水みたいな風情どすなあ。
お匙を差し込んで「!」、舌にのっけて「!!」。
ありゃはぁふぁ〜〜氷がほどけてく〜〜
ザリザリ感、一切ナシです!魔法の口溶け。
これも、“ひと夏の初体験”でした。
ぶらぶら町歩きは、やっぱり錦小路っしょ。
葛に冷やしあめに、鱧おとし。
ちょいちょいつまんで、食べ歩き。
氷水にくぐらせて、ひんやりをつるりん。
これぞまさに、甘露、甘露かな。
晩酌のアテはやっぱ鱧買うてかへんと。
梅肉も氷も、ちゃんとつけてくれはりますえ。
おみやげの定番は、原了郭の「黒七味」。
バッグにいつもしのばせておける小袋入りが、
一昨年からの隠密マイブーム。
はあ。夏腹シリーズ、まだまだ続きます。
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