イスタンブルー日和。--旧市街にて-
ターコイズ・ブルーのボスフォラス海峡を挟んで、アジアとヨーロッパの2つの大陸を結ぶ世界唯一の大都市イスタンブル。日本人になじみ深い“イスタンブール”ではなく、「イスタンブル」が近い発音だとか。
なんてったって、かつては東ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国という3大世界帝国の首都ですから、街を歩けば歩くほど、知れば知るほど奥深い。建築だって美術・装飾だって、「マジハンパない」の世界なんです。
413年の完成から1204年の十字軍による攻略まで。外敵の占領を許さなかった古代の城壁が、現代の街の生活に溶け込んで何キロも連なる様など、「おそれいります」と頭を下げて巡らずにはいられません。
世界遺産認定、旧市街のイスタンブル歴史地域。その2大モスクと言えば、世界で最も優美なモスクとして名高い、通称「ブルーモスク」=Sultanahmet Camiiと、アヤソフィア=Ayasofya。
この2つを前後に、マルマラ海をも眺望できる絶景テラスが、今回のお宿の最大のチャームポイントだったのです。
毎朝の白チーズが、ヨーグルトみたいに爽やかで、塩分もほどよくてとってもおいしかった♪
高級リゾートではなく、古都が舞台の映画の中にいるような気分にさせてくれるプチホテル。ジェラートならぬピスタチオのトルコアイスを片手に、「ローマの休日じゃなくて、イスタンブルの休日ね」と笑いながら、ごつごつとした石畳の道を歩いて帰ってました。
トルコの伝統的情緒が感じられる老舗ながら、バスルーム等もしっかり改装されていて、ホスピタリティも上質。あとはネット環境がもう少し安定してくれれば、申し分無いのですが…。
絨毯屋さんにはつれなくしちゃってごめんなさい。。。
初日から、漆黒に向かうブルーに包まれた街中に響くコーランがお出迎え。シーツにくるまれながら、明け方のコーランで目覚める1日。
ハイシーズンらしく快晴続きで何もかもが清々しく輝き、ほんの数日の美しい旅の日々を濃密に満喫しました。
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コメント
う~ん。。うっとり。。
まだ行ったことのない アラブの世界・・
ボスポラス海峡の風を感じる写真がいっぱい・・
モスクもモザイクタイルもなんて美しい・・
イスタンブルなんて世界史でしか知らない世界・・
なのに ぐっと身近に感じられます。。(^.^)
しばし私もtrip・・♪
投稿: riko-neko | 2008/06/01 20:06
ほんとうに。埃をかぶった頭の中の世界史が、
かすれつつも甦る古都イスタンブル。
まだまだお見せしたい風景が
たくさんたくさんあります。r
iko-nekoさんとも、
ぜひ訪れたい場所がまたまたひとつ増えました♪
投稿: | 2008/06/03 03:41