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2008/07/30

艶っぽいメール。-7月29日-

毎年、熱帯夜が日付変更線を超えると
ホタルのお尻みたいに
携帯のメール通知サインが点滅を繰り返す。

ひとつ開いては返し、またひとつ。
日付が再び変わるまで続く、小さな夏祭り。

殿方からのアレも、ご婦人方からのソレも
今の蝙蝠に手向けられる言葉はどこかしら
ふっくらと、艶っぽい香をふくんでいて。
こんなお祝いをいただけるようになるのなら、
歳を重ねるのも悪くないかと思えます。

こんな暑い最中に
私をこの星に生み落としてくれた母上父上と、
こんな私とこの星で巡り会ってくれたあなたに
「ありがとう」のメールを返す感謝記念日。

Yukata777

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2008/07/28

蓮の水辺と痩せ猫。

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夏休みの日曜日。
ひとり違う足取りで感じる時間。

親になったことが無いので、
どうしても子どもの目線と耳で
大人たちの苛つく態度や言葉に
胸の内でツッコミを入れちゃう。

そんな自分に、うかうか、溺れるベカラズ。
クロールで逃げるように、公園の奥へ奥へ。
まだ知らぬ散策道を夏の課題にしようっと。

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蝉時雨のシャワーが降り注ぐ木立を抜けると
とたんに視界が開けて、
蓮の水辺に出た。

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ぽん、ぽん、とはじける音が聞こえてそうな
こぶしよりよりすこし大きめの蕾たち。

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しゃがんで傘のような葉っぱを見上げる蝙蝠を
痩せこけた子猫が足元で見上げている。

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どうせ警戒するのだろうからと、
手を差しのべるでもなく話しかけていたら
少しずつ近づいて来て体をすり寄せ、
股の間にコテンと横たわる。

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あらま。こんなとこに。いやねもう。

お尻がじんわりあったかくなるまで
蓮が水辺に揺れるのを見てた。


雨の気配が鼻の奥を濡らし始める。
夕立ちにつかまる前に帰らなくちゃ。
またね。

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通りから部屋の窓が見えたとき
ぽつり、ぽつりと雨粒が鼻先に。

汗を流したら
DIESELのムームーを着て
夏らしい日の、午後のシエスタ。

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2008/07/26

美らブルー。-ホテルごはん-

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さて。重いお話しの後は、
おいしい恵みに感謝して。

いつも沖縄ではホテルで一切食事しない蝙蝠。
でも!今回妹がセレクトしたホテルプランは、
家族で楽しむにはこれ以上無いほど、お食事環境が充実。特に地元の人にも人気という、広東系の飲茶料理がおいしかった。

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なんといっても朝食ブッフェが格別。
毎日メニューもマイナーチェンジ。
和・洋・中に沖縄料理がそろって、
蒸籠、紅芋パン、セルフの手絞りジュースまで。

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アーサー(アオサ)ともずくたっぷりゆし豆腐。
お粥は油みそはじめ、桜えびやザーサイなど
トッピングを選ぶのに迷うほど。

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ランチもディナーも、ルネッサンス系の3つのホテルレストランから、自由にチョイスできるんです。ブラボー!
でも食べ盛りの子どもがいると、やっぱりブッフェ中心に。これがまた、沖縄の伝統料理からアレンジ系まで、いろいろな工夫とバラエティで飽きさせない内容。
離島に負けじと、沖縄本島リゾート、相当がんばってます。

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トワイライトのハッピーアワーは、ホテルのバーも無料。
ワインに泡盛カクテルに、子どもたちはトロピカルジュースでおくつろぎタイム。ほどよいアペリティフに。

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最後のディナーは姪っ子のバースデーが近かったので、ルネッサンス リゾート オキナワの海辺のテラス・ブッフェへ。

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バースデーケーキとテラスのお客さん達からも、たくさんのお祝いの拍手をいただきました。大っきな声で「ありがとうございます!」と応えた姪っ子の健やかさに、乾杯!

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ブッフェ=“バイキング”というスタイルを生み出したのは、かの帝国ホテルの村上信夫総料理長。今夏は、バイキング誕生から50周年ということで、開業日である8月1日を「バイキングの日」に制定しちゃったのだとか!
すごいです、さすがは「帝国」だけあります。

帝国ホテル大阪にて、村上信夫総料理長の当時のユニフォームやメニューも展示中。

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2008年7月1日(火)〜8月31日(日)
「インペリアルバイキング サール」で、バイキングの真髄を堪能してみては?

当時のメニューが復活!ザ・クラシカル。

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美らブルー。-梅雨の晴れ間に-

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イスタンブルから帰って翌週。夏空を待たずに
一家総出で沖縄旅行とは贅沢なお話。

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本島には仕事やガイドやおまけで
何度か行った。
最北端の辺戸岬から、最南端の喜屋武岬まで。

沖縄の青は、あまりに青過ぎて胸に痛い。
だから、これまで一度も海で泳いだことは無かった。

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喜屋武岬に寄らなかったのも今回が初めて。
ほんとうは、子どもたちにこそ
あそこからの海を見せてやりたかった。
そうするべきだったと心残りになった。
ここに立つことが、蝙蝠にとって
沖縄に来る大きな意味のひとつでもあるから。


ただ、戦争を知る母にとって
南部エリアはどうにも堪え難き場所に他ならず、
今回は諦めるしか無く…。
でも、
リゾートや観光ルートにある戦跡だけではなく
在るままの沖縄の魂に触れてもらいたいので、
次の機会に、またきっと。


生まれて初めてロケで訪れた時の、糸満の空。

観光もリゾートも、ここには何もない。
ひっそりと、ただ静かな時の中に生きている。

「お願い、ここでは撮らないで」
同行カメラマンに、思わず懇願してしまった。

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いま平和記念公園となっているあたりの沿岸は
荒崎海岸という、ひめゆり学徒の自決の地。

「岩陰に一筋の黒髪 乙女らの自決の地なり 波もとどろむ」
〈碑文より〉

蝙蝠が最初に訪れた20年近く前は、
防風林をかきわけ進んでいくと、
岩だらけの海岸があるのみだった。

公園の整備は既に始まっていたけれど、
あちこちから遺骨が採掘されるため、
なかなか工事にまでこぎ着けられないのだと
清掃員のおじさんから聞いた。

海では、海人(うみんちゅー)の青年が
独り黙々と白い小波に乗っていた。

梅雨が明けた日の昼下がり。

お気楽リゾート話でなくて、ごめんね。

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2008/07/24

イスタンブルーも夏休み。

梅雨も明け、夏休みが始まったので
トルコ・クロニクルもちょっと一休み。

この時期イスタンブルでは皆避暑地やバカンス=ターティル(トルコ語)に行ってしまい、街中は閑散としているのだとか。子どもたちの夏休みは3ヶ月もあるというから、ママさん達はたいへんですね。でもそれよりも、3ヶ月も遊び倒したら、蝙蝠なら半年は社会復帰できません。9年前の夏が確かそうでした、ハイ。

じゃあイスタンブルー後編も、3ヶ月後にまた!(笑)

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2008/07/20

イスタンブルー日和。-ケバブ-

ちょいと間が空きました。
東海地方含め日本列島梅雨明けしたというのに
まだ6月初めの沖縄旅行にも辿り着けません、
このノロマな蝙蝠ブログ。
思い出したように、トルココーヒーで一服更新ね♪

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もはや酷暑スタート、で、スタミナつけなくちゃ。
スタミナと言えば「焼肉」。
トルコは世界三大料理のひとつと言われていますが、
とにかくまずはケバブですやんかぁ、奥さん。

サンドバックみたいに円柱上に重ねた羊肉やビーフ、チキンを炭火でグルグルグリルして、長ーいナイフで削ぎ落としてサンドイッチにしてくれる例のアレは、「ドネル(回転)・ケバブ」。

ロンドンのパディントン駅近くの安宿街にいたころは、お金がなくてもたっぷり野菜も食べられて、スパイシーだからお酒のお供にもなってくれるアレをよく食べましたが、最近は地元のお祭りややロックフェスの屋台で食べるくらい。でもケチケチしててお高いNO〜!

で、今回のトルコでは、ようやく本場の味を体験できるのにも関わらず、結局アレを一切口にしませんでした。
食べたのはもっぱらひたすら、シシケバブ。
シシ(猪)・カバ・ブー(豚)じゃないよ、念のため。
イスラムだから豚は食べないってば。

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シシ=シュシュというのは「串」という意味。
屋台・串焼き・コップ酒の三位一体を愛する蝙蝠には、
これ以上の至福はありません。
どのロカンタ(食堂)に入っても、
まずは「ケバブ!」とグラスワインです。
テイクアウトでもやっぱり「ケバブ!」です。
蝙蝠、肉食道まっしぐら。

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旧市街のトプカプとエミノニュを結ぶ路面電車に飛び乗ってガラタ橋へ。名物サバサンドの芳ばしい香りがお出迎え、白いごはんがやにわに恋しく。
橋の上では電線に雀のごとく釣り人が・・・!

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海沿いにはシーフードレストランがみっちりずらーり。呼び込みに楽しく応えつつ、一軒一軒覗きながら、結局はテキトーに勘で入っちゃう。
事前にネットやガイドブック首っ引きもいいけど、こういうのもスリルとコミュニケーション満載でいいでしょ?

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気迫まんまんのまなこで巨大シーフードを勧めてくれるおにーさんに屈せず、小エビのトマト煮とミックスケバブをオーダーする私たち。

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トルコのハンバーグorつくね?
「キョフテ」がスパイシーでおいしかった!

トルコワインもこの機会に試さねば・・・と、トルコ航空機内でおなじみという、カバクデレ社の赤『Yakut(ヤクーツ)』のハーフボトルに。飲みやすいカジュアルなワインで、トルコ料理にはよく合います。

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この日の夕刻が帰りのフライト。もうすこし時間があったら
こんなポップテイストな水際ラウンジで
遠くのモスクを拝み、のんびりチャイを飲みつつ、
どこまでも自由気ままなデイドリームビリーバーに。

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次回まで、「トルコB級グルメ図鑑」でお勉強。

「TOPKAPI」
キリム&トルコ雑貨の通販もしているサイトです。

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