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2008/07/26

美らブルー。-梅雨の晴れ間に-

Ok8

イスタンブルから帰って翌週。夏空を待たずに
一家総出で沖縄旅行とは贅沢なお話。

Ok12

本島には仕事やガイドやおまけで
何度か行った。
最北端の辺戸岬から、最南端の喜屋武岬まで。

沖縄の青は、あまりに青過ぎて胸に痛い。
だから、これまで一度も海で泳いだことは無かった。

Ok7

喜屋武岬に寄らなかったのも今回が初めて。
ほんとうは、子どもたちにこそ
あそこからの海を見せてやりたかった。
そうするべきだったと心残りになった。
ここに立つことが、蝙蝠にとって
沖縄に来る大きな意味のひとつでもあるから。


ただ、戦争を知る母にとって
南部エリアはどうにも堪え難き場所に他ならず、
今回は諦めるしか無く…。
でも、
リゾートや観光ルートにある戦跡だけではなく
在るままの沖縄の魂に触れてもらいたいので、
次の機会に、またきっと。


生まれて初めてロケで訪れた時の、糸満の空。

観光もリゾートも、ここには何もない。
ひっそりと、ただ静かな時の中に生きている。

「お願い、ここでは撮らないで」
同行カメラマンに、思わず懇願してしまった。

Ok13

いま平和記念公園となっているあたりの沿岸は
荒崎海岸という、ひめゆり学徒の自決の地。

「岩陰に一筋の黒髪 乙女らの自決の地なり 波もとどろむ」
〈碑文より〉

蝙蝠が最初に訪れた20年近く前は、
防風林をかきわけ進んでいくと、
岩だらけの海岸があるのみだった。

公園の整備は既に始まっていたけれど、
あちこちから遺骨が採掘されるため、
なかなか工事にまでこぎ着けられないのだと
清掃員のおじさんから聞いた。

海では、海人(うみんちゅー)の青年が
独り黙々と白い小波に乗っていた。

梅雨が明けた日の昼下がり。

お気楽リゾート話でなくて、ごめんね。

Okiaki1

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