MOTO七回忌。
90年代名古屋アンダーグラウンド・ロックシーンを支えてきた重鎮バンドと言えば、PSYCHODEMZENZ〜SAD MILE(現THE SAD MILE) 。その主翼であり、蝙蝠にとっては唯一無二の心の家族だった村井基成(Vo)が、自動車事故によって急逝してから、6年が経った。
桃のお節句を迎える前日。
地元に身寄りがなく、遠方の親戚の方が多くの友人達のために名古屋・八事霊園にお墓を建ててくださった。
墓石には、名前ではなく、彼の生きる姿勢と作詞からテーマを得た「PEACE&RESISTANCE」の碑文が刻まれている。
仏教の年忌で言うところの、今年は七回忌。
彼の遺志を継ぎ、名古屋・今池HUCK FINNとの協力を得て毎年開催されてきたロックフェス「MOTO FEST!」の7回目の開催も決定した。
このフェスが決して“追悼企画”に終始するものでないことも含め、この場所も単なる墓標としてではなく、バンドを引き継いだヒロキ王子やその仲間たちをはじめ、多くの友人達が、だれともなく、いつともなく、でも忘れられることなく、絶えずお世話してくれてることをあらためて嬉しく思う。
お節句のお花とフルーツ、熟成梅酒に
お伊勢さんから、お節句の朔日餅も届いて
いつもより、華やかに。
今夜も、彼の黒のShottのライダースが
蝙蝠ラウンジのステレオの前で
ROCK'N ROLLのビートに揺れている。
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