続・菩提樹の薫る風。
月が満ち、日を浸食して闇を招こうとも
明けない朝はない、
新しい1日がまた巡りくる。
もうひととき
傷心の紅眼蝙蝠におつきあいください。
偲ぶ心をロザリオに
在りし日の彼のひとの目線で飛び回る
さて、次はいずこへ?
愛知県美術館にて開催中の
「生活と芸術ー
アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで」
先の映画に続き、これもまた先月からの仕事の山を越えたら行くつもりで、出足が遅れてしまっていた蝙蝠。
今回の出展中には、ロンドンのV&A美術館やNYの企画展で見たことのあるものも何点か見かけた。各国のアーツ&クラフツ関連作品を総花的に網羅してあり、建築や美術史に少々疎くても、インテリア好きなら室内装飾芸術の創意と熱意に溢るる時代の息吹を十分に感じ取れる内容になっているはず。
さらに興味のある方は、
芸術館Café菩提樹のブログにすばらしく秀逸な解説とレビューが紹介されているので、ぜひぜひご一読を!
○菩提樹の雑記帳より“アーツ&クラフツ展”
おまけ(大好きなあの椅子のこと)
○菩提樹の雑記帳より“芸術館菩提樹の中の「アーツ&クラフツ」”
ウィリアム・モリスの蓮の刺繍タペストリーの前で。
・・・此処でも、「逢えた」と微笑んだ。
こうしてあらためて読めば読むほど
強く深く気づかされる。
彼女の芸術に対する造詣や考察力と熱意は、
蝙蝠の興味の階段を実に明るく導いてくれる。
そして、とてもていねいに思いをこめて綴られた
愛情たっぷりかつ明快な文章が、本当に大好き!
菩提樹関連のHPの記事などについて
より多くの方が引続き読んでくださることで、
何らかの形で残してもらえるよう
蝙蝠も陰ながら働きかけていきたいと思う。
今年の蝙蝠家訓
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コメント
姉さーん!山田辰夫さんまであちらの世界にいってしまわれたよ!
私の昭和イコンの山田さんまで…
今年はなんなんだろうか…本当に。
投稿: ありちゃん | 2009/07/28 11:42
ありちゃん
大切な友人の悲報に揺れている最中に・・・
まるでゲリラ豪雨のように。
大好きだったアベフトシが、
狂い咲きサンダーロードの天使ヤマタツが、
そして川村カオリちゃんまでが
早すぎる旅に出てしまった。
誕生日を目前に
雷神さまから届いた言葉
「生き抜いたから死ぬのだ」と。
そうか、そうだな。
生き抜いているか、自分。
生き抜けていけるか、自分。
投稿: IGGYHONEY | 2009/07/28 22:50